アカヤシオとオオカメノキがいっぱい
 小秀山 (三の谷往復)


●場 所 岐阜県恵那郡加子母村
●標高 1982m
●山行日 2004年5月12日
●コース 乙女渓谷キャンプ場(p)・・・三の谷登山口・・・かぶと岩・・・小秀山頂上・・・
・三の谷登山口・・・乙女渓谷キャンプ場(
●多治見から
     登山口まで
多治見=武並=加子母=乙女渓谷キャンプ場(P)・・・三の谷登山口
※ー鉄道 =自動車 ・・・徒歩 ⇒バス
●参加者 早川 丹羽 林w
●コースタイム 多治見        
乙女渓谷キャンプ場(
三の谷登山口

かぶと岩
小秀山頂上
三の谷登山口

5:00発
6:30〜6:40
7:10〜7:15
9:35〜9:45
10:40〜11:20
14:00着
      地図はこちら


平日山行に同行

仕事の関係上、日曜日に休めない林芳・早川さんが
連絡を取り合って『水曜日に休んで小秀山へ行くから、丹羽さんもいかが?』のお誘い。
ちょうど天気もいいので同行をお願いする。

平日の5時発は、とても道路がすいていて快適。
ほとんど赤信号に引っかかることも無い。
乙女渓谷への入り口を見過ごさないように注意していく。
新しくできた立派な看板の所を右折して林道へ。

途中、「工事中のため回り道」の指標に従って川の左岸へ渡る。
右斜面の崖は今にも落石がありそうな不安定な所。
こわごわ進んで出たところが乙女渓谷キャンプ場入り口。

ゲートに近い所の駐車場まで進んで駐車。我々の車だけ。
1時間半で到着。

三の谷ルートは変化が無く退屈

約30分で三の谷登山口。フキが密生している所を見つけておいた。

枝打ちなどの手入れがされている樹林の中をジグザグに登る。
何回ジグザグで曲がったかも忘れてしまうほど多い。
変わりばえのしない景色で退屈するが、
谷を挟んだ向こう側の稜線の高さがだんだん低くなることだけが唯一の楽しみ。

ミヤマシキミの白い花と、去年の真っ赤な実が同時に枝先についているのが面白い。

この季節、シャクナゲには早い

尾根へ出ると、アカヤシオがパラパラと枝先に咲き始めている。
満開になればさぞかし豪華だろうなあ・・・と思われるほどアカヤシオの木が多い
足元にはゴヨウオウレンの白い花。

二の谷からの道と合流する所から急な登りに変わる。
以前この辺りから咲きはじめたシャクナゲも、まだまだ季節が早く咲いていない。

あの白い山は何?

約20分で急登は終わってかぶと岩に到着。9:35。
岩に上がって、さっきから気になっていた白い山はなんだろうと地図を広げる。

白山と乗鞍岳だろうと話がまとまる。では、あの近い山で雪の筋が残っているのは?
まさかあれが御岳だとは思えない・・・という結論。
しかし、あの方向で、あの高さなら御岳しかない・・・ということも考えられる・・・。
でも、いつも多治見から見ている御岳は、真っ白なのに・・・・??
9:45発。

かぶと岩からは楽々頂上へ

かぶと岩からは高原歩き。
第1高原・第2高原、ところどころ雪が残っている上を踏んで第3高原の次が頂上。
10:40着。駐車場からちょうど4時間

頂上の周りの木々を切り、見晴らしがずいぶんよくなっている。
目の前の大きな山は、御岳だった!
真っ白ではない雪の筋しか残っていない山が御岳
見慣れている山の反対側は、南斜面なので
雪が早く溶けたからか・・・ということに、話がまとまった。

中央アルプスの山並み。その奥に南アルプスが薄っすらと見える。
あれが恵那山??と思われるほど見慣れた形ではない。

ゆっくり休んで11:20発。

山菜を取りながら下山

帰りは同じ道を下山。

また、アカヤシオが見えるので嬉しい。
上から見下ろすアカヤシオの群生が美しい・・・。

登りには気づかなかった、オオカメノキ
薄茶色の新しい葉と、咲き始めたばかりの真っ白な花が、あっちにもこっちにも・・・。

林家は、ネガマリダケの採集。
焼いて(アルミホイルで包み焼きがいい・・・と)しょうゆをつけて食べるとおいしいそうである。
また、コシアブラもおいしいからと採集しながら登山口へ。

登山口からは、フキの採集。早川さんもこれに加わる。
キャラブキにして食べるのだそうである。

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